検索サイトで好条件の物件を逃さないためには条件を緩めて検索することが大事です!
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
気づけば成人式も終わり、1月も9日が終わろうとしています。
本当にあっという間ですね。
成人式といえば、例の晴れ着の会社の倒産話。
倒産するにしても成人式の日よりももっと前に対応していれば。。。と強く思います。
最悪の事態を引き起こした責任は、マスコミが全力で追い込むと思いますので、逃げている社長もいずれは引きずり出されることでしょう。
で、2018年しょっぱなのブログは、検索サイトの効率的な使い方について、まとめておこうと思います。
SUUMOやHOMES、アットホームなど無数にある検索サイトには、将来暮らすことになるかもしれない物件達が無数に取り込まれています。
条件を絞っていくとキュルキュルと数字が減っていく様は見ていて大変心地が良い・・・のは私だけでしょうか。
バス・トイレ別で、ウォークインクローゼット付きで、家賃が5万円台で、駅から近くて~なんて、条件を膨らませていくと、あっという間に0件という数字が出たりします。
条件は細かく設定しすぎると、せっかく希望に近い物件をミスミス逃してしまうこともありますので要注意。
住みたい部屋のイメージがぼんやりしている場合は条件を緩めることが大切!
その1 賃料は少しお高めに
お部屋探しで家賃の上限をはっきりと決めている人は意外に少ないのではと考えています。
色々とお話をさせてもらっていても、「だいたい6万円くらいで~」とか、「4万円台でありませんか」など上限が明確になっていない、または少し幅を感じさせることが多いです。
これは私が部屋探しをする時ももちろん同じですが、「納得できる物件があれば数千円程度なら許容できるかも」と思っているからだと思っています。
検索サイトはお役人のようにしっかりしていますので(決して嫌味ではありません)、「6万円以下」と条件を入力すれば「6万1,000円」の物件は表示しません。
この「6万1,000円」の物件。
ひょっとすると不動産屋さんによって減額交渉に応じてもらえるかもしれませんよ。
賃料の上限のイメージがふわっとしている方は、この金額だとちょっと払えないなぁ~と思われる金額を入力した方が、多くの物件を比較することができ、物件の相場とグレードがつかみやすくなるのでおすすめです。
その2 駅徒歩〇分にはこだわらない
検索サイトは徒歩5分、徒歩10分、徒歩15分など区切りの良い数字で切られていることが多く、これで選ぶと徒歩6分と徒歩10分は同じ土俵に乗せられて表示されることになります。
徒歩5分の物件と徒歩6分の物件では差はわずか1分ですが、この1分の差によって良質な物件が見逃されてしまうこともあるわけです。
また、「駅から近い」と感じるのは、何もない道をひたすら歩き続けるのと、個性的なSHOPや飲食店が並ぶ道を歩くのとでは感じ方にも違いが出てきます。
一番最初に検索サイトで物件を探す場合は、この項目はあまりこだわらなくても良いと思います。
その3 築年数は見過ごせ
1970年築の物件と1990年築の物件は20年の差がありますが、部屋の中を実際見てみると、1970年築の物件の方が設備も新しく部屋もきれい!という事は結構あったりします。
築古の物件でも貸主側の手入れがしっかりしている場合はリフォームされていることが多いので、顧客ニーズに合わせて設備も新調し、内装もきれいにされていたりするので、古さを感じさせないことが多いのです。
外観は「昭和」な感じがしても、部屋に入ると「平成」なお部屋もたくさんありますので、築年数はあまりこだわらない方が無難です。
その4 間取りは選ばない
一人暮らしだから1Rか1K、あわよくば1DK、1LDKか?と条件のチェックボックスにチェックしてしまいがちですが、これもブランクにしておいた方が良いです。
条件に適したシングルOKの2K物件が表示される場合だってあります。
間取りは、家族で引っ越す場合に小さな部屋を除外するために選択する項目だと思っておいたら良いですよ。
広い部屋は苦手・・・という方は別ですが(*´ω`)
その5 専有面積は。。。必要?
㎡数にこだわる方は、不動産業界関係者または業界に近い方だけなんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。。。
以上、5つの条件は緩めたうえで、「バス・トイレ別」、「室内洗濯機置き場」、「都市ガス」、「ペット可」、「駐車・駐輪場」、「オートロック」、「TVインターホン」などなど、20~30物件程度になるまで条件を絞っていくと効率的に物件を比較・検討することができます。
数10件も掲載されている物件を見ていくだけで、その地域の相場やグレードがわかってくると思います。そうすれば、自分がぼんやり思い描いていた理想の部屋の輪郭が、クリアになってくるはずです。
たくさん物件を見すぎると、かえってどれがいいのか分からなくなることも事実ですが、検索サイトの条件としては、逆に絞り込まない方が良い場合がある!というお話でした。
掲載されている物件がたくさんあるからこそ、効率的に納得のいくお部屋を見つけたいところですね。
PS.
ここだけの話(といってもブログに書いてしまってますが。。。)、頑張って見つけた物件を掲載している不動産屋に問い合わせてみたら、「これよりもいい条件の物件もありますよ~、まずはお店に来てください!」なんて営業されたりすることがあります。
一度不動産屋さんに行ってしまうと断りづらくなるとおっしゃる方は結構います。
不動産屋の話術に乗せられてしまい、当初調べた物件とは全く違う部屋に引っ越すことになってしまうことも結構あるんですよね。。。
良い不動産屋さんの見つけ方や、業界の裏側については、ゆくゆくお話をしていきたいと思います。