駅近物件を選ぶ時はデメリットを知って借りるべき!
気が付いたらブログの更新も滞っていました。。。(;^ω^)
繁忙期は内見などバタつくこともありましたが、結果が伴わず当社は低空飛行を続けています。
閑散期に入り、賃貸仲介以外の活動を進めていかなければなりませんが、競売関係に突っ込んでいくことを決めましたので、またそのあたりの情報を少しずつ書きためていきたいと思います。
今回のお部屋探しのお話は「駅近物件」についてです。
まず、「駅近く」の定義ですが、これは明確にはなっていません。
おそらく、徒歩1分~5分程度であれば、どんな方も「近いね」と思うでしょう。
駅から近いことで享受できるメリットには次のようなものがあります。
- 通勤通学がラク
- 駅前なので夜道が明るくて安心
- 商業施設が充実していて買い物がラク
- 銀行、郵便局、市役所などが集まっていて生活環境が整っている
電車で通勤、通学をしている方にとっては、夏の暑い日や大雨の日に何十分もかけて歩くのは嫌でしょう。
また、女性にとっては、夜に駅から離れてしばらく歩き続けるのは、防犯上不安な点がありますよね。
では、表題で言う「デメリット」とは、どんなことがあるというのでしょうか。
1.うるさい
・線路に近いため電車が移動する際の音や警笛などが響く可能性があります。
・商業施設が多いと夜遅くまで人の声が響くことがあります。特に居酒屋などお酒が絡むお店が多い場合、深夜でも大声が聞こえる場合があります。
・駅周辺の交通量が多い場合、車の音が朝早くから夜遅くまで聞こえる可能性があります。
2.あぶない
・駅までの道沿いにお部屋がある場合は特に、日中から深夜まで人通りが絶えないことともあり、バルコニーが道路側にある場合、覗かれるかもしれないという不安が生まれやすい。
・人が多く集まるので事件、事故、犯罪が発生しやすい。
3.いろいろ面倒
・交通量が多いと排気ガスの心配もあります。洗濯物を外に干しにくい場合もありますので注意が必要です。
・営業が多い。チラシのポスティングが多い。
・ごみが落ちている。ポイ捨てが多い。
・自家用車を購入した際、駐車場が探しにくい。
・家の前を不法駐輪する人がいる。
これらのデメリットは必ずしも全ての駅に当てはまるものではありません。
駅の乗降者数によっても大きく影響しますし、駅前の環境も自治体の取り組みなどにより、静かできれいで落ち着いた環境である場所ももちろん多いです。
注意が必要なのは、駅近くが飲み屋街になっている場合、深夜の騒音や入学シーズンになると道路のいたるところに汚物が見られるなどの事例がみられます。
デメリットを回避するには、駅近物件の周辺の状況を確認するだけでなく、駅周辺の環境も自分の目で見ておくことが重要です。
主要幹線道路から少し脇道に入るだけでも、車の音は静かになります。
オートロックなどの設備が整っていた方が良いのかなど、不動産屋さんと相談しながら、慎重に決めるのが良いでしょう。
傘を忘れても雨に濡れないくらいに近い場所は、駅周辺の雰囲気をしっかりと確認しておくのが良いですね。